ロシアの通貨ルーブルが大幅安!今後ルーブルはどうなってしまうのか?解説します。

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ロシアの銀行がSWIFTネットワークから排除されたことが注目されたが、実はより不利益な制裁がロシアに課せられているのをご存じでしょうか。
この制裁の内容はロシアの中央銀行をターゲットにしています。
この制裁により、ルーブル防衛のためのドル購入が不可能となり、ルーブルはどこまで下がるかわからない状況が続いています。
ロシアに進出している欧米企業や日本企業は、ルーブル建ての債権がほぼ無価値となり、大きな損失を被る危険性が高まっています。
欧米企業が日本企業より先にロシア事業からの撤退を決断する本当の理由は、この「ルーブル崩壊」だろうと予想しています。
自動車メーカーや商社など、ロシアに生産拠点を展開したり、大きなエクスポージャーを抱えたりしている日本企業の中には、「決断」を迫られるところも出てきている。
打撃は広範囲に及びそうで、日本政府としても「民間の経営問題」として傍観できない事態に直面することが予想される。
3月3日、ルーブルは一時1ドル=118.35ルーブルまで急落しました。
これは、ロシアのウクライナ侵攻直前の水準から約3割、今年1月初めの水準から約6割の下落である。
通貨の価値が半分以下になっているってヤバイですよね。
本来なら、ロシア中銀がドル売りルーブル買いの介入を行い、急落に歯止めをかけるところである。
しかし、米国など欧米諸国がロシア中銀に制裁を加え、ニューヨーク連邦準備銀行や欧州中央銀行(ECB)、日本銀行などが保有するロシアの外貨準備が凍結されて使えなくなったためだ。
松野官房長官は記者会見で、ロシア中央銀行が保有する約3兆8千億円を日本銀行が保有していることを明らかにした。
介入できない通貨は、市場で「売り浴びせ」の対象になりやすい。
また、4日にはウクライナのクレバ外相が、ロシア軍の総攻撃により同国のザポロジエ原子力発電所で火災が発生したとツイートしている。世界の金融・資本市場でリスクオフの取引が表面化し、さらなるルーブル安が予想されている。
ロシアの基軸通貨がこれほど影響を受けるのは、戦争を起こせばこうなってしまうという悪しき前例を作ったと思います。
これを機に平和な世の中になるようにささやかながら祈りたいと思います。